米国株式市場:ロシア一部部隊の帰還でウクライナへの警戒が後退、NYダウ、ナスダック4日ぶり反発

株式

2022/2/16 7:46

 15日の米国株式は、4日ぶりに反発した。NYダウが前日比422.67ドル高の3万4988.84ドル、ナスダック総合指数が同348.838ポイント高の1万4139.757ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億1918万株、ナスダック市場が41億5621万株だった。

 ロシア国防省は15日、同国の南部に展開する部隊の一部が、訓練を終え基地に戻っていると発表。また、ロシアのプーチン大統領は同日、ドイツのショルツ首相と会談を行い、米欧との協議を継続する姿勢を示したこともあり、ウクライナ情勢への警戒感が後退。リバウンド狙いの買いや買い戻す動きが強まり、反発につながった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やテスラ<TSLA>、マイクロソフト<MSFT>などが買われ、同指数の上昇をけん引した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比605円高の2万7445円だった。

提供:モーニングスター社

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