17日の東京株式市場見通し=もみ合いとなりそう

国内市況

株式

2022/2/17 7:47

 予想レンジ:2万7100円-2万7600円(16日終値2万7460円40銭)

 17日の東京株式は、もみ合いとなりそう。きのう16日に大幅反発した強い動きが継続することが見込まれるものの、ウクライナを巡る地政学リスクへの警戒感は拭えず、上値が重くなる場面も想定される。引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動向に影響を受けそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ば(16日は115円64-65銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同131円54-58銭)と、やや円高方向にある。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、キーエンス<6861.T>、キヤノン<7751.T>などが、16日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比30円高の2万7460円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1月貿易統計、12月機械受注、週間の対外対内証券売買契約

・20年国債入札

・IPO(新規上場)=エッジテクノロジー(エッジテクノ)<4268.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米1月住宅着工件数、米1月建設許可件数、米2月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・トルコ中銀金融政策決定会合

・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(18日まで、インドネシア)

・決算発表=(欧州)ケリング、テレパフォーマンス(米国)コグネックス<CGNX>、キーサイト・テクノロジーズ<KEYS>、ウォルマート<WMT>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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