米国株式市場:ウクライナ情勢の不透明感などで手控え、NYダウ・ナスダック反落

株式

2022/3/4 7:46

 3日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比96.69ドル安の3万3794.66ドル、ナスダック総合指数が同214.075ポイント安の1万3537.941ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億9215万株、ナスダック市場が49億6589万株だった。

 欧米を中心とした経済制裁により、原油や天然ガス、石炭など商品価格が上昇。インフレへの警戒が強まるなか、ロシアとウクライナによる停戦交渉の先行きが不透明なこともあり、手控えムードが広がり積極的な売買は限られた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、テスラ<TSLA>やアドバンスド・マイクロ・デバイシズ<AMD>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比290円安の2万6370円だった。

提供:モーニングスター社

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