日経平均は680円程度高、買い先行後も堅調な値動きに=10日寄り付き

 10日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比680円程度高い2万5397円前後で推移。午前9時13分には、同744円78銭高の2万5462円31銭を付けている。きのうまで4日続落していた反動や、現地9日の欧米株式市場で、主要な株価指数が大幅に上昇したことから、買い先行スタート。買い戻しやリバウンド狙いの買いで、堅調な値動きで堅調な値動きとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比645円高の2万5395円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株が上昇。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も堅調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も上げている。

 個別では、クロスキャット<2307.T>、芝浦機械<6104.T>、昭和電工<4004.T>、大光銀行<8537.T>、エムアップH<3661.T>などが上昇。半面、富士石油<5017.T>、三井松島HD<1518.T>、大平金<5541.T>、石油資源<1662.T>、INPEX<1605.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=115円台の後半(9日は1ドル=115円88-89銭)、1ユーロ=128円台の前半(同126円50-54銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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