Casaが安値更新、23年1月期大幅減益予想を嫌気

株式

2022/3/11 16:27

 家賃債務保証のCasa<7196.T>が大幅安となり、上場来安値を更新した。10日に22年1月期決算を発表しており、そこで23年1月期の大幅減益予想を示している。

 23年1月期の連結業績予想は売上高103億9400万円(前期比0.5%増)、営業利益7億3700万円(同28.9%減)。新規契約数の減速が響くほか、営業人員の拡充や基幹システムの刷新といった先行投資の増加も利益を圧迫する。

 発行済み株式数の1.29%に当たる1億円、13万株の自社株買い実施枠の設定も発表したが、株価を支える材料にはならなかった。

 11日の終値は、前日比58円高の747円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ