米国株式市場:米国債利回り上昇、NYダウ小幅に3日ぶり反発、ナスダックは3日続落

株式

2022/3/15 7:46

 14日の米国株式は、NYダウが前週末比1.05ドル高の3万2945.24ドルと小幅に3日ぶり反発、ナスダック総合指数は同262.588ポイント安の1万2581.220ポイントと3日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億9183万株、ナスダック市場が56億876万株だった。

 現地15-16日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に、利上げを織り込む格好で米10年物国債の利回りが2.1%台に上昇(価格は下落)し、19年7月以来の水準となった。金利の上昇を受け、相対的な割高感が意識されたハイテク関連を中心に軟調な展開だった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>、アルファベット(グーグルの持ち株会社)<GOOG>などが下げ、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比10円安の2万5040円だった。

提供:モーニングスター社

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