米国株式市場:原油先物が続落しインフレ警戒感が後退、NYダウ続伸、ナスダックは4日ぶり反発

株式

2022/3/16 7:46

 15日の米国株式は、NYダウが前日比599.10ドル高の3万3544.34ドルと続伸、ナスダック総合指数が同367.401ポイント高の1万2948.621ポイントと4日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億7506万株、ナスダック市場が52億8007万株だった。

 米2月卸売物価指数が、前月比0.8%上昇となり、市場予想平均の同0.9%上昇を下回った。また、中国で新型コロナの感染が再拡大し、一部地域でロックダウン(都市封鎖)が行われていることから、石油製品の需要減少を見込み、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が大幅続落。インフレへの警戒感が後退し、幅広い銘柄が買われた。NYダウ採用銘柄では、ウォルト・ディズニー<DIS>やマイクロソフト<MSFT>、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)<PG>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比245円高の2万5375円だった。

提供:モーニングスター社

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