<今日の仮想通貨市況>ロシア、ウクライナ停戦交渉進展報道を好感

仮想通貨

2022/3/17 11:11

 17日午前11時5分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=488万2746円(過去24時間比4.64%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=32万8770円(同5.33%高)など買い優勢となっている。

 16日、ロシア、ウクライナの停戦交渉でロシアが軟化姿勢を示し、合意に向け一定の進展がみられたと伝わったほか、FOMC(米連邦公開市場委員会)で18年12月以来となる利上げを決定後、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が金融引き締めに耐えられるほどに米景気は強いとする旨の発言を行い米株式市場が上昇、暗号資産市場にも買い安心感が広がったようだ。

 このほか、ウクライナのゼレンスキー大統領が16日、暗号資産取引を合法とする法案に署名した。法案はロシアがウクライナ侵攻を開始する前の2月中旬にウクライナ議会によって承認されており、ゼレンスキー大統領の署名で正式に合法となった。ウクライナ政府は事実上暗号資産の合法性を認めていた。2月末から暗号資産による寄付の受け入れ開始、3月14日には公式寄付サイトを立ち上げている。

(イメージ写真提供:123RF)

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