米国株式市場:原油価格の下落や堅調な経済指標を好感、NYダウ・ナスダック反発

株式

2022/3/25 7:46

 24日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比349.44ドル高の3万4707.94ドル、ナスダック総合指数が同269.235ポイント高の1万4191.839ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億3631万株、ナスダック市場が47億1969万株だった。

 米国を中心に戦略的備蓄原油の追加放出の検討が報じられ、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が下落。ガソリン価格の上昇が、米国消費を抑えるとの警戒感が後退した。また、週間の新規失業保険申請件数が季節調整済みで18万7000件となり、市場予想平均の21万2000件よりも良好だったことも好感された。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、インテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>、アップル<AAPL>などが買われ、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所清算値比255円高の2万8095円だった。

提供:モーニングスター社

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