フォーカスが堅調、モーニングスターが投資判断「強気」でカバー開始

株式

2022/3/25 9:12

 フォーカスシステムズ<4662.T>が堅調。モーニングスターが25日付レポートで、投資判断を新規「オーバーウエート」(強気)、想定株価レンジ1400-1600円でカバーを開始した。

 レポートでは、22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)業績が22年3月期の会社計画に対し超過ペースで推移、顧客のIT需要が集中しやすい第4四半期(22年1-3月)に大型案件として需要の多い独SAP社のERP(基幹業務システム)製品を中心に、各種ERPソリューションの複合案件等が伸び、計画を上ブレる公算が大きいとしている。

 また、長期的なビジネスとして取り組んでいる三次電池(正極と負極の酸化還元電位の温度係数が異なることを利用し、わずかな温度変化で充電される電池)が実証実験段階にあるといい、実用化されれば環境熱で電力が賄える「無充電IoT(モノのインターネット)機器」などが誕生する可能性から、カーボンニュートラルのテーマ性でも注目されそうと指摘している。

 午前9時9分時点の株価は前日比2円高の967円。

提供:モーニングスター社

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