米国株式市場:石油株や金融株が上昇しNYダウ続伸、ナスダックは反落

株式

2022/3/28 7:46

 前週末25日の米国株式は、NYダウが前日比153.30ドル高の3万4861.24ドルと続伸、ナスダック総合指数は同22.539ポイント安の1万4169.300ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億7276万株、ナスダック市場が51億9171万株だった。

 サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの施設が、親イラン武装組織フーシ派のミサイル攻撃を受けたと報じられた。NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が急反発し、石油株が買われた。また、米10年物国債の金利が、一時2.5%台に上昇(価格は下落)し、利ザヤの拡大期待から、金融株も堅調だった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数では、ペイパル<PYPL>やエヌビディア<NVDA>、アドバンスド・マイクロ・デバイシズ<AMD>などがさえなかった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末25日の大阪取引所清算値比135円高の2万8045円だった。

提供:モーニングスター社

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