米国株式市場:WTI価格が急反落、NYダウ3日続伸、ナスダックは反発

株式

2022/3/29 7:46

 28日の米国株式は、NYダウが前週末比94.65ドル高の3万4955.89ドルと3日続伸、ナスダック総合指数が同185.602ポイント高の1万4354.902ポイントと反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億5685万株、ナスダック市場が47億6023万株だった。

 中国・上海市が28日から事実上のロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。原油需要の減退を見込み、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が急反落。原油高に伴うガソリン価格の上昇が、米景気に悪影響を与えるとみられていただけに、警戒感が後退する格好となり、消費関連銘柄の一角が買われた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、テスラ<TSLA>やアマゾン・ドットコム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>などが買われ、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比360円高の2万8010円だった。

提供:モーニングスター社

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