米国株式市場:原油価格が急反発、NYダウ5日ぶり、ナスダック3日ぶり反落

株式

2022/3/31 7:46

 30日の米国株式は、NYダウが前日比65.38ドル安の3万5228.81ドルと5日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同177.361ポイント安の1万4442.275ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億3115万株、ナスダック市場が51億5099万株だった。

 前日29日に、ロシアとウクライナの停戦交渉の進展を期待し上昇していたが、合意への不透明感が台頭。また、週間の原油在庫統計で、原油在庫の減少が市場予想平均よりも大きかったことから、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が3日ぶりに急反発したこともあり、利益確定売りが優勢となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アプライド・マテリアルズ<AMAT>やエヌビディア<NVDA>、アドバンスド・マイクロ・デバイシズ<AMD>など下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比240円安の2万7760円だった。

提供:モーニングスター社

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