スギHDが急落、22年2月期は5.6%の営業減益

株式

2022/4/6 13:56

 スギホールディングス<7649.T>が急落。5日引け後の決算発表で、22年2月期の連結営業利益が減益となり、23年2月期に営業減益を見込んだことが嫌気された様子。株価は前日比600円安の5600円まで値を下げている。

 22年2月期は、売上高6254億7700万円(前期比3.8%増)、営業利益321億3700万円(同5.6%減)。同社は21年12月28日に、新型コロナウイルス感染症対策商品や巣ごもり需要の反動減が想定以上に大きく、マスクの常用や衛生意識の高まりによる化粧品・OTC医薬品の需要減少も長期化したとして、予想売上高を6503億円から6250億円に、営業利益を343億円から310億円に下方修正していたが、その数値はクリア。ただ、23年2月期について、予想売上高6750億円(当期より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため増減比較はない)、営業利益300億円(同)と、単純比較で連続減益を見込んだことが嫌気された様子。

 午後1時54分現在の株価は440円安の5760円。

提供:モーニングスター社

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