ワキタが急伸、23年2月期は9.0%の営業増益を計画、自社株買いも実施へ

株式

2022/4/11 14:06

 ワキタ<8125.T>が急伸。8日引け後の決算発表で、23年2月期の連結営業利益に9.0%増益を見込み、取得期間22年4月11日-23年2月28日の予定で上限20億円、200万株(自己株式を除く発行済株式数の3.85%)の自社株買いを実施すると発表したことが好感された様子。株価は前週末比66円高の1070円まで値を上げている。

 22年2月期は、売上高749億8900万円(前期比1.3%増)、営業利益55億600万円(同1.5%増)、純利益35億7300万円(同12.0%増)。遊技設備等の受注が事業の選択と集中を進める方針のもとに大幅に減少したことで「商事事業」は売上高61億2200万円(同39.5%減)、営業利益3億5900万円(同24.7%減)とどまったが、「建機事業」が売上高を635億4800万円(同7.9%増)に、営業利益を39億3000万円(同11.6%増)に伸ばして全体をけん引。売上高と営業利益は若干の未達だったが、純利益は計画を7300万円上回った。

 続く23年2月期は、売上高790億円(前期比5.3%増)、営業利益60億円(同9.0%増)、純利益37億円(同3.5%増)を見込んでいる。

 午後2時6分現在の株価48円高の1052円。

提供:モーニングスター社

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