米国株式市場:上昇後は戻り待ちの売りに押される、NYダウ続落、ナスダックは3日続落

株式

2022/4/13 7:55

 12日の米国株式は、NYダウが前日比87.72ドル安の3万4220.36ドルと続落、ナスダック総合指数が同40.384ポイント安の1万3371.572ポイントと3日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億7294万株、ナスダック市場が46億1047万株だった。

 注目された3月CPI(消費者物価指数)で、変動の大きいエネルギーと食品を除いたコアCPIが前年同月比6.5%上昇し、市場予想平均の同6.6%上昇を下回った。インフレへの過度な警戒感がやや後退して、株価は反発する場面もみられた。ただ、戻り待ちの売りや、FRB(米連邦準備制度理事会)による引き締め政策に変更はないとの見方が強まり、下げに転じて取引を終えた。NYダウ採用銘柄では、シスコ・システムズやビザ、メルクなどが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比20円安の2万6300円だった。

提供:モーニングスター社

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