14日の東京株式市場見通し=続伸後は上値の重い展開か

国内市況

株式

2022/4/14 7:47

 予想レンジ:2万6600円-2万7100円(13日終値2万6843円49銭)

 14日の東京株式は続伸後、上値の重い展開か。日経平均株価はきのう13日、時間外取引で米株価指数先物が上昇したことを支えに3日ぶりに大幅反発した。きのうの強い動きや、米国株の反発もあり、買い優勢スタートが見込まれる。ただ、現地15日はグッドフライデー(聖金曜日)で、欧米の主要株式市場が休場となることから、海外投資家による積極的な売買は期待しづらく、模様眺めムードが広がる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=125円台の半ば(13日は126円05-06銭)と円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の半ば(同136円62-66銭)と小動き。

 13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、武田薬<4502.T>、オムロン<6645.T>、オリンパス<7733.T>などが、13日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比70円高の2万6950円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・20年国債入札

・決算発表=ウエストHD<1407.T>、パソナ<2168.T>、SFOODS<2292.T>、ディップ<2379.T>、クリレスHD<3387.T>、ベイカレント<6532.T>、良品計画<7453.T>、松竹<9601.T>、アークス<9948.T>、ベルク<9974.T>、ファーストリテ<9983.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米3月小売売上高、米3月輸出入物価、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米4月ミシガン大学消費者マインド指数

・インド市場休場

・トルコ中銀近融政策決定会合

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・決算発表=(アジア)TSMC(米国)シティグループ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、USバンコープ、ウェルズ・ファーゴ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ