<今日の仮想通貨市況>BTCは再び4万ドル割れ、米インフレ懸念が重し

仮想通貨

2022/4/15 10:19

 15日午前10時15分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=500万円前後(過去24時間比2.4%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=38万円前後(同2.4%安)、XRP(XRP)が1XRP=92円前後(同0.1%高)となっている。

 14日の日中はほぼ横ばいで推移したが、夜になって売りが先行。米インフレの高まりを背景に米長期金利が上昇に転じたことが重しになり、ビットコインは4万ドルを、イーサリアムは3000ドルを割り込むなど下値を探る展開となった。XRPも下げ足を速めたが、ビットコインやイーサリアム同様に意識されていた目先のメドである0.7ドル台は堅持した。

 3月にハッキングにより740億円相当の暗号資産が盗まれたことが話題となった人気ゲーム「アクシー・インフィニティ」について、米財務省は北朝鮮ハッカーが関与しているとの判断を示した。このほか、米アマゾン・ドットコムのジャシーCEO(最高経営責任者)がテレビ番組のインタビューで、暗号資産を決算手段として加えるつもりはないと述べたことも話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ