米国株式市場:WTI価格が急反落、NYダウ、ナスダックは3日ぶり反発

株式

2022/4/20 7:46

 19日の米国株式は、3日ぶりに反発した。NYダウが前日比499.51ドル高の3万4911.20ドル、ナスダック総合指数が同287.299ポイント高の1万3619.657ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億5636万株、ナスダック市場が42億4650万株だった。

 NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が5日ぶりに急反落。原油高によるガソリン価格の上昇が懸念されていただけに、景気への過度な警戒感が後退し、株式を買い戻す動きにつながった。また、米航空会社が、国内での乗客と乗務員のマスク着用義務を撤廃すると発表。経済正常化への動きも支えとなった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アマゾン・ドットコムやアドバンスド・マイクロ・デバイシズ、ネットフリックスなどが買われ、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比210円高の2万7260円だった。

提供:モーニングスター社

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