22日の東京株式市場見通し=反落後は落ち着きどころを探る展開か

国内市況

株式

2022/4/22 7:47

 予想レンジ:2万7100円-2万7500円(21日終値2万7553円06銭)

 22日の東京株式は反落後、落ち着きどころを探る展開か。日経平均株価はきのう21日、終値ベースで25日移動平均線(21日時点で2万7371円)を上抜いたが、3日続伸した反動や、現地21日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなろう。決算発表の本格化を控え、市場では「23年3月期以降の業績見込みや、為替の想定などを確認してからでも遅くはない」(中堅証券)との声も聞かれ、様子見姿勢が強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の半ば(21日は128円02-03銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の前半(同139円89-93銭)と円高に傾いている。

 21日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、ソニーG<6758.T>、TDK<6762.T>などが、21日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比365円安の2万7155円だった。(高橋克己)

22日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 3月消費者物価

・決算発表=東製鉄<5423.T>、ジャフコG<8595.T>

【海外】(時間は日本時間)

・22:45 4月米マークイットPMI

・決算発表=(欧州)SAP(米国)アメリカン・エキスプレス、ニューモント、シュルンベルジェ、ベライゾン・コミュニケーションズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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