米国株式市場:金融引き締めに警戒感、NYダウ大幅続落、ナスダック3日続急落

株式

2022/4/25 7:46

 前週末22日の米国株式は、NYダウが前日比981.36ドル安の3万3811.40ドルと大幅続落、ナスダック総合指数が同335.359ポイント安の1万2839.293ポイントと3日続急落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億37万株、ナスダック市場が42億352万株だった。

 前日に続き、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長による利上げへの前向きな発言が意識された。米10年物国債の利回りが2.9%台で高止まりしたこともあり、金融引き締めによる景気への影響が警戒され、売り圧力が強まった。NYダウは一時、1000ドルを超える下げをみせる場面もみられ、終値ベースでは今年最大の下げ幅。同採用の銘柄では全30銘柄が下落し、値下がり率の上位にはキャタピラーやベライゾン・コミュニケーションズ、ナイキなどが入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末22日の大阪取引所清算値比345円安の2万6755円だった。

提供:モーニングスター社

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