東急建設が大幅安で年初来安値、22年3月期の業積予想を下方修正

株式

2022/4/25 14:03

 東急建設<1720.T>が大幅安で4日続落。22日引け後に、22年3月期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気された様子。株価は前週末比76円安の582円まで値を下げ、7日の年初来安値647円を更新している。

 22年3月期について、予想売上高を従来の2670億円から2580億円(前期比11.5%増)に引き下げ、営業損益を36億円の赤字から61億円の赤字(前期は35億4900万円の黒字)へと、赤字幅を拡げている。売上高は、国内土木工事において、受注時期が想定より遅れたことや工事進ちょくの遅れ等による完成工事高の減少が主な要因。損益面は、海外の一部工事において、進ちょく遅れに伴う経費増加が見込まれるため損失を計上したことに加え、不動産開発事業において工事費の増加が想定され、収支の見直しによる損失見込み額を計上したことなどにより下ブレる見通し。

 午後2時1分現在の株価は75円安の583円。

提供:モーニングスター社

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