イチネンHDが急落、23年3月期は2ケタの営業減益予想

株式

2022/5/6 14:05

 イチネンホールディングス<9619.T>が急落。2日引け後の決算発表で、23年3月期の連結営業利益に2ケタの減益を見込んだことが嫌気された様子。株価は前営業日比76円安の1215円まで値を下げている。

 22年3月期は売上高1206億4400万円(前期比7.1%増)、営業利益86億2300万円(同14.7%増)。主力の「自動車リース関連事業」において、リース契約台数が順調に増加したことに加え、世界的な半導体不足に伴い新車生産台数が減少した影響により中古車相場が高騰したため、リース満了車の売却に伴う利益が大幅に増加したなどとして、4月28日に上方修正した数値で着地。一方23年3月期については、売上高1220億円(前期比1.1%増)、営業利益76億6000万円(同11.2%減)と、増収ながら2ケタ減益を見込んでいる。

 午後2時3分現在の株価は49円安の1242円。

提供:モーニングスター社

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