ヤマダHDが急騰しストップ高、上限23.9%の自社株買いを実施へ

株式

2022/5/9 14:23

 ヤマダホールディングス<9831.T>が急騰。6日引け後の決算発表で、22年3月期の連結業績は計画未達だったが、取得期間22年5月9日-23年5月8日の予定で上限1000億円、2億株(自己株式を除く発行済株式数の23.9%)の自社株買いを実施するとしたことが好感された様子。株価は前週末比80円ストップ高の471円で寄り付き、午後2時19分現在、ストップ高買い気配で差し引き600万株の買い越しとなっている。

 自社株買いについて、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策遂行、資本効率の向上を通じて株主への利益還元の充実を図ることが目的。22年3月期は、売上高1兆6193億7900万円(前期比7.6%減)、営業利益657億300万円(同28.6%減)。売上高で666億2100万円、営業利益で242億9700万円、それぞれ計画を下回った。続く23年3月期は、売上高1兆6940億円(前期比4.6%増)、営業利益739億円(同12.5%増)を見込んでいる。

提供:モーニングスター社

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