シグマクシスが4日ぶり反発、取得上限100万株の自社株買いに23年3月期は2ケタ増益を予想

株式

2022/5/10 16:00

 シグマクシス・ホールディングス<6088.T>が4日ぶりに反発し、55円高の1072円を付けている。9日引け後、自社株買いを行うと発表、材料視された。

 自社株買いは、取得上限100万株(自己株を除く発行済み株式数の2.2%)・8億円。取得期間は6月8日から8月31日まで。機動的な資本政策の遂行を可能とするため、自社株の取得を決めた。

 同時に発表した23年3月期の連結業績は、売上高172億円(前期比9.9%増)、営業利益31億8000万円(同15.2%増)を予想。期末一括配当予想は15円(前期実績26円)を計画する。同社は4月1日付で1対2の株式分割を実施していることから、分割を考慮した配当は30円となり、実質的には増配となる。

 22年3月期決算は、売上高が156億5400万円(前期比11.6%増)、営業利益が27億5900万円(同57.9%増)だった。

 10日の終値は、前日比22円高の1039円。

提供:モーニングスター社

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