今晩のNY株の読み筋=自律反発期待も上値限定的か

株式

2022/5/10 16:58

 10日の米国株式市場は、連日安の反動もあって自律反発狙いの買いを期待したいが、11日の米4月CPI(消費者物価指数)や12日の米4月PPI(生産者物価指数)の発表を控え、見送りムードも広がりやすく、上値は限定的とみる。また、きょうは注目したい米経済指標の発表が少ないものの、FRB(米連邦準備制度理事会)関係者の発言機会が多い。材料難の中、米長期金利などをにらみながらの展開が予想されるが、タカ派的な発言が相次ぐようだと米長期金利が再び上昇基調を強める可能性もあり、株価の重しになる恐れがある。

<主な米経済指標・イベント>

ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、ウォラーFRB(米連邦準備制度理事会)理事、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁が発言

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ