米国株式市場:4月CPIを控えNYダウ4日続落、ナスダックは4日ぶり反発

株式

2022/5/11 7:47

 10日の米国株式は、NYダウが前日比84.96ドル安の3万2160.74ドルと4日続落、ナスダック総合指数は同114.423ポイント高の1万1737.671ポイントと4日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億3451万株、ナスダック市場が60億2651万株だった。

 NYダウは、直近3営業日で1800ドルを超える下げとなっていたことから、下値拾いの動きが先行。一時、500ドルを上回る上昇をみせる場面もあった。ただ、買い一巡後は、11日の4月CPI(消費者物価指数)発表を控え、戻り待ちの売りに押される格好となった。米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)し、ハイテク株には買い戻しの動きがみられた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アドビやエヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイシズなどが上昇した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比160円安の2万6110円だった。

提供:モーニングスター社

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