<米国株情報>高級革製品大手タペストリーが急騰、第3四半期は売上高・EPSともに市場予想上回る

株式

2022/5/13 10:20

 高級服飾品大手ケイトスペード・アンド・カンパニーの親会社である高級革製品大手タペストリーが12日、6営業日ぶりに反発し、前日比15.50%高の30.63ドルと急騰した。11日引け後に発表した22年6月期第3四半期(1-3月)の決算が好感された。

 売上高は前年同期比13%増の14億3750万ドル、純利益は同34%増の1億2270万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.51ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。主力のコーチ部門は同11%増の107億2400万ドル、ケイトスペード部門は同19%増の30億1500万ドル、スチュアート・ワイツマンは同11%増の6億3600万ドルだった。

 22年6月期の通期業績については、売上高を前期比2ケタ台の後半の約67億ドルと予想し、従来予想の67億5000万ドルからやや下方修正したが、市場予想とは一致した。他方、調整後EPSは同20%増の3.45ドルと、従来予想の3.60-3.65ドルから下方修正し、市場予想も下回った。中国での新型コロナ感染拡大による需要の減少が響く見通し。

 決算と同時に、株主への利益還元として、23年6月期から新たに15億ドルの自社株買いを実施する計画を明らかにした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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