17日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2022/5/17 7:47

 予想レンジ:2万6300円-2万6700円(16日終値2万6547円05銭)

 17日の東京株式は、軟調な展開か。きのう16日の日経平均株価は朝高後、25・75日移動平均線に上値を抑えられる格好で上げ幅を縮小して取引を終えている。戻り待ちの売りが意識されるなか、決算発表がほぼ終了し、手がかり材料に欠けることもあり、様子見姿勢が強まりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=129円前後(16日は129円35-37銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=134円台の半ば(同134円64-68銭)と小動き。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、武田薬<4502.T>、オリンパス<7733.T>などが、16日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比20円高の2万6500円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 3月第3次産業活動指数

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4月小売売上高

・22:15 米4月鉱工業生産・設備稼働率

・23:00 米5月NAHB住宅市場指数

・決算発表=ホーム・デポ、キーサイト・テクノロジーズ、ウォルマート

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ