26日の東京外国為替市場見通し=127円台中心で推移か

為替

2022/5/26 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=126円80銭-127円80銭

 26日の東京外国為替市場でのドル・円は、前日公表のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録がほぼ無風で通過したことを受け、127円台前半を中心に方向感の出にくい展開となりそうだ。

 25日米国時間に発表されたFOMC議事録では、大半の委員が今後の複数回の会合で0.50ポイントの利上げを行うことが適切との見解を示し、一段の利上げ幅が必要になるとの見方が後退。株式市場には買い安心感が広がり、ドル・円は127円台前半を中心に底堅い動きとなった。。

 きょう26日東京時間は、前日公表のFOMC議事録をほぼ無風で通過したことを受け、日経平均株価が買い先行で始まりそうで、リスクオンムードがドル・円をサポートする可能性がある。ただ、米国における過度なタカ派的なスタンスが後退したことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いも出そう。こうした綱引き状態で、ドル・円の方向感は出にくいとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月企業向けサービス価格指数、40年国債入札

米国:1-3月期GDP(国内総生産)・改定値、新規失業保険申請件数、4月中古住宅販売仮契約、7年国債入札、ブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が講演

その他:韓国中銀、ロシア中銀、トルコ中銀金融政策決定会合、ダボス会議最終日

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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