日経平均は141円程度高、寄り付き直後に株価指数先物に断続的な買い=26日寄り付き

 26日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比141円程度高い2万6819円前後で推移する。午前9時14分には、同220円95銭高の2万6898円75銭を付けている。きのう25日に続落した反動や、現地25日の欧米株式が上昇したことから、買いが先行。その後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに、上げ幅を拡大した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比110円高の2万6790円だった。

 業種別では、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も高い。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も堅調。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も上げている。

 個別では、FPG<7148.T>、ODK<3839.T>、ギフティ<4449.T>、FFJ<7092.T>、レオパレス<8848.T>などが上昇。半面、DeNA<2432.T>、三菱電機<6503.T>、ファイズHD<9325.T>、飯野海<9119.T>、フジテック<6406.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=127円台の前半(25日は1ドル=127円11-13銭)、1ユーロ=136円前後(同135円81-85銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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