コスモエネHが年初来高値、ADNOCとブルーアンモニアの売買契約を締結

株式

2022/6/7 15:55

 コスモエネルギーホールディングス(コスモエネH)<5021.T>が変わらずを挟んで7日続伸。一時95円高の4025円を付け、連日で年初来高値を更新した。同社は6日、グループのコスモ石油が、アブダビ首長国で製造されたブルーアンモニアについて、アブダビ国営石油会社(ADNOC)と売買契約を締結したと発表、材料視された。

 今回の売買契約締結でコスモ石油は、Fertiglobe社(ADNOCとオランダOCI社の合弁会社)が既存のアンモニア製造設備において、製造時に排出される二酸化炭素を分離・回収して地層に貯留することで、ブルーアンモニアとして試験的に出荷する製品を購入する。コスモ石油では、ブルーアンモニアをISOコンテナで日本に輸送し、自社事業所で使用する予定としている。

 ブルーアンモニアとは、化石燃料由来であるが、製造時に排出される二酸化炭素を分離・回収し、大気への二酸化炭素排出を抑制して製造されたアンモニア。

 7日の終値は、前日比80円高の4010円。

提供:モーニングスター社

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