8日の東京株式市場見通し=堅調な展開か

国内市況

2022/6/8 7:47

 予想レンジ:2万7800円-2万8300円(7日終値2万7943円95銭)

 8日の東京株式は、堅調な展開か。きのう7日の日経平均株価は、一時2万8000円台を回復したものの、戻り待ちの売りに押される格好で取引を終了した。ただ、堅調な地合いが続くなか、米国株高を背景に、しっかりした展開が期待される。一方、週末に日経平均先物・オプションのSQ(特別清算指数)値算出を控え、SQ週の「水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、注意したい。為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の半ば(7日は132円76-78銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円前後(同141円88-92銭)と小動き。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日電産<6594.T>、ソニーG<6758.T>、アドバンテス<6857.T>などが、7日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比200円高の2万8210円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1-3月期GDP確定値、4月国際収支

・14:00 5月景気ウオッチャー調査、6日時点の石油製品価格

・IPO(新規上場)=ANYCOLOR(エニカラー)<5032.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・インド準備銀行金融政策決定会合

・米10年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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