日経平均は174円程度高、寄り付き後、株価指数先物に断続的な買いで上げ幅拡大=8日寄り付き

 8日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比174円程度高い2万8118円前後で推移する。午前9時15分には、同251円05銭高の2万8195円00銭を付けている。きのう7日に小幅ながら続伸した堅調な動きや、現地7日の米国株式が続伸したこともあり、買いが先行。その後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことから、上げ幅を拡大した。時間外取引での米株価指数先物は下落しているが、反応は限られているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比200円高の2万8210円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株が上昇。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も高い。大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も堅調。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も上げている。

 個別では、平和不<8803.T>、戸田建設<1860.T>、日揮HD<1963.T>、OATアグリ<4979.T>、ダイセキ<9793.T>などが上昇。半面、ソースネクス<4344.T>、アイル<3854.T>、新日科学<2395.T>、住友ファーマ<4506.T>、Wスコープ<6619.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=132円台の後半(7日は1ドル=132円76-78銭)、1ユーロ=142円台の前半(同141円88-92銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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