米国株式市場:OECDが世界経済見通しを引き下げ、NYダウ、ナスダック3日ぶり反落

株式

2022/6/9 7:46

 8日の米国株式は、3日ぶりに反落した。NYダウが前日比269.24ドル安の3万2910.90ドル、ナスダック総合指数が同88.961ポイント安の1万2086.271ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億4870万株、ナスダック市場が45億5098万株だった。

 OECD(経済協力開発機構)は8日、世界経済見通しを修正。22年の経済成長率を従来の4.5%から3.0%に、23年については同3.2%から2.8%にそれぞれ引き下げた。景気の先行きに対する警戒感が台頭し、幅広い銘柄が下落した。また、米10年物国債の利回りが上昇(価格は下落)し、再び3.0%台に乗せたことも重しとなった。NYダウ採用銘柄では、インテルやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比40円安の2万8150円だった。

提供:モーニングスター社

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