米国株式市場:CPIが市場予想平均を上回る、NYダウ、ナスダック3日続落

株式

2022/6/13 7:46

 前週末10日の米国株式は、3日続落した。NYダウが前日比880.00ドル安の3万1392.79ドル、ナスダック総合指数が同414.202ポイント安の1万1340.024ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億6552万株、ナスダック市場が49億9438万株だった。

 注目された5月CPI(消費者物価指数)が前年同月比8.6%上昇し、市場予想平均の同8.3%を上回った。CPIの伸びが市場予想平均を超えたことで、インフレ加速を警戒したFRB(米連邦準備制度理事会)による利上げの積極化が警戒され、売りが優勢となった。また、6月ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)が50.2と、市場予想平均の58.0を下回ったことも重しとなった。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)やゴールドマン・サックス、ボーイングなどが、値下がり率上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末10日の大阪取引所清算値比525円安の2万7325円だった。

提供:モーニングスター社

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