日経平均は680円程度安、売り先行後も弱含みの展開が続く=13日寄り付き

 13日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前週末比680円程度安い2万7143円前後で推移する。午前9時15分には、同687円93銭安の2万7136円36銭を付けている。前週末10日に大幅反落した動きや、現地10日の欧米株式が下落したことなどから、売りが先行。時間外取引での米株価指数先物が下落していることも、意識されているもようで、弱含みの展開となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末10日の大阪取引所清算値比525円安の2万7325円だった。

 業種別では、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株が下落。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も安い。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も軟調。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も下げている。

 個別では、サムコ<6387.T>、フリービット<3843.T>、マネックスG<8698.T>、SREHD<2980.T>、インフォMT<2492.T>などが下落。半面、東京エネシス<1945.T>、ラクーンHD<3031.T>、クミアイ<4996.T>、Wスコープ<6619.T>、ユニデンHD<6815.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=134円台の後半(前週末10日は1ドル=133円59-62銭)、1ユーロ=141円台の前半(同141円95-99銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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