日経平均は541円程度安、売り先行後は落ち着きどころ探る動きのもよう=14日寄り付き

 14日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比541円程度安い2万6446円前後で推移する。午前9時6分には、同555円92銭安の2万6431円52銭を付けている。取引時間中に2万6400円台となるのは、5月20日以来、約3週間半ぶり。朝方から、きのう13日に大幅続落した弱い動きや、現地13日の米国株式が大幅に4日続落したことなどから、売りが先行。その後も、軟調な展開で、落ち着きどころを探る動きとなっているもよう。時間外取引で米株価指数先物は上昇しているが、反応は限られている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比465円安の2万6375円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も安い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も軟調。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も下げている。

 個別では、Hamee<3134.T>、ブラス<2424.T>、ラクスル<4384.T>、東建コーポ<1766.T>、アセンテック<3565.T>などが下落。半面、ユニデンHD<6815.T>、IKKHD<2198.T>、グッドコムA<3475.T>、富山第一銀行<7184.T>、大阪ソーダ<4046.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=134円トビ台(13日は1ドル=134円59-60銭)、1ユーロ=139円台の半ば(同140円87-91銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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