米国株式市場:積極的な利上げへの警戒感が強まる格好、NYダウ5日続落、ナスダックは5日ぶり小反発

株式

2022/6/15 7:46

 14日の米国株式は、NYダウが前日比151.91ドル安の3万364.83ドルと5日続落、ナスダック総合指数は同19.120ポイント高の1万828.345ポイントと5日ぶりに小反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億1851万株、ナスダック市場が46億9896万株だった。

 15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控え、積極的な利上げへの警戒感が強まる格好となった。今回のFOMCでは、0.75%の利上げを行うとの観測が広がるなか、利上げの加速が懸念され、米10年物国債の利回りが一時、3.49%まで上昇(価格は下落)し、相場の重しとなった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、テスラやエヌビディア、マイクロソフトなどが上昇した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比240円安の2万6420円だった。

提供:モーニングスター社

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