山王が3日続落、22年7月期第3四半期は大幅な増益も四半期別での伸び悩みを警戒したもよう

株式

2022/6/15 15:55

 山王<3441.T>が3日続落し、133円安の1000円を付けた。14日引け後、22年7月期第3四半期(21年8月-22年4月)の連結決算を発表。大幅な増益を確保したものの、四半期別でみると、22年2-4月の営業利益額が、前の期の21年11月-22年1月よりも増加額が小さく、伸び悩みが警戒されたもよう。

 四半期別の営業利益は、21年8-10月が1億4800万円、21年11月-22年1月が1億6900万円、22年2-4月が1億1700万円となった。

 第3四半期の累計期間では、主力の日本事業で、5G向けを中心とした通信機器向け、産業機器向け、自動車関連向けの部品需要に対応するため、積極的な受注活動、生産体制の拡充により、増収増益を確保した。

 15日の終値は、前日比129円安の1004円。

提供:モーニングスター社

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