<米国株情報>マクドナルド、仏政府と租税回避問題で和解―12億ユーロ超支払い

株式

2022/6/17 10:46

 フランス政府は16日、ファストフード大手マクドナルドと租税回避問題で和解したと明らかにした。

 仏政府はマクドナルドがフランスで得た売上金を隣国のタックス・ヘイブン(租税回避地)として知られるルクセンブルグやスイスに送金し、フランスでの納税を回避したと指摘。仏政府はマクドナルドに対し、12億4500万ユーロの罰金と追徴税の支払いを求めていた。

 12億ユーロ超の内訳は、追徴税(加算税含む)が7億3700万ユーロ、和解金が5億800万ユーロとなっている。

 マクドナルド側は今回の合意について、「仏政府と和解したものの有罪を認めるものではなく、あくまでも裁判を避けるための司法取引」としている。

 マクドナルドの株価は16日、前日比1.55%安の235.19ドルと4営業日ぶりに反落した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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