21日の東京株式市場見通し=反発後は上値の重い展開か

国内市況

2022/6/21 7:46

 予想レンジ:2万5500円-2万6000円(20日終値2万5771円22銭)

 21日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。きのう20日の日経平均株価は、売り一巡後に下げ渋る動きをみせていたことや、現地20日の欧州株式が上昇したことから、買い優勢スタートとなりそう。ただ、買い手がかりに乏しいなか、心理的なフシ目の2万6000円よりも上の水準では、戻り待ちの売りも警戒され、もみ合う場面も想定される。また、現地21日には、米5月中古住宅販売件数の発表を控えることから、様子見姿勢が強まることもありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の前半(20日終値は134円65-68銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円前後(同141円63-67銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には支えとなりそう。大阪取引所のナイトセッションで、9月限日経平均先物は20日の清算値比210円高の2万5990円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 気象庁3カ月予報

・5年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・17:00 4月ユーロ圏国際収支

・23:00 米5月中古住宅販売件数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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