旭化成が3日ぶり反発、自動車内装材でリサイクル原料の使用比率を高めた新製品を発売と報じられる

株式

2022/6/21 15:56

 旭化成<3407.T>が3日ぶりに反発し、19.5円高の1049.5円を付けた。21日付の化学工業日報は、同社が自動車内装材などに使うスエード調人工皮革「Dinamica(ディナミカ)」で、リサイクル原料の使用比率を高めた新製品を22年夏に本格発売すると報じ、材料視された。

 同紙によると、自動車のサプライチェーン(供給網)全体で環境負荷を低減する動きが広がるなか、天井やカーシート、ドアパネルといった用途向けに環境貢献度の高い新素材を売り込む。得意とする環境技術を武器に、人工皮革の「ナンバーワンブランド」を目指すとしている。

 21日の終値は、前日比11.5円高の1041.5円。

提供:モーニングスター社

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