壱番屋が続急落、23年2月期第1四半期の純利益は65.4%減益

株式

2022/6/28 14:37

 壱番屋<7630.T>が続急落。27日引け後の決算発表で、23年2月期第1四半期(22年3-5月)の連結純利益が大幅減益となったことが嫌気された様子。株価は前日比295円安の4635円まで値を下げている。

 23年2月期第1四半期は、売上高112億8700万円(前年同期比2.0%増)、営業利益5億2800万円(同22.8%減)、純利益4億3400万円(同65.4%減)。純利益の上期(22年3-8月)予想13億8000万円(同9.2%減)に対する進ちょく率は31.4%となっている。増収は確保したが、利益面についてはフライオイルや弁当容器等の仕入価格が高騰したこと等に加え、中国等の海外子会社の売上が減少したこと等により、営業利益は減益に。また、営業外収益として計上した時短協力金等の補助金収入が減少した他、前年に特別利益として計上した投資有価証券売却益が当期は発生しなかったこと等により、純利益は大幅な減益にとどまった。

 午後2時35分現在の株価は190円安の4740円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ