29日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合い商状か

国内市況

2022/6/29 7:47

 予想レンジ:2万6600円-2万7100円(28日終値2万7049円47銭)

 29日の東京株式は反落後、もみ合い商状となりそう。日経平均株価はきのうまで4日続伸し、終値ベースで25日移動平均線(28日時点で2万6984円)を上回り、心理的なフシ目の2万7000円を回復した。朝方は、連騰となっていた反動や現地28日の米国株が下落したことから、売り先行となりそう。ただ、25日移動平均線超えで、投資家心理の好転が期待され、売り一巡後は下げ渋る場面もありそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の前半(28日は135円75-76銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の前半(同143円68-72銭)と円高に傾いている。28日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、ソニーG<6758.T>、東エレク<8035.T>などが、28日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比325円安の2万6745円だった。(高橋克己)

29日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 5月商業動態統計

・14:00 6月消費動向調査、27日時点の石油製品価格

・株主総会集中日

・eスポーツビジネスEXPO(7月1日まで)(東京ビッグサイト)

・IPO(新規上場)=マイクロアド<9553.T>(グロース市場)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米1-3月期GDP確定値

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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