日経平均は325円程度高、前日の強い動きに時間外取引で米株価指数先物が上昇=5日寄り付き

 5日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比325円程度高い2万6479円前後で推移する。午前9時12分には、同378円70銭高の2万6532円51銭を付けている。きのう4日に4日ぶり大幅反発した強い動きが継続し、買いが先行。時間外取引で米株価指数先物が上昇していることも追い風に、堅調な値動きが続いている。現地4日の米国株式市場は、独立記念日の祝日で休場。大阪取引所のナイトセッションでは、4日の清算値比50円高の2万6230円だった。

 業種別では、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、楽天グループ<4755.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株が上昇。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も高い。バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も上げている。

 個別では、メディアドゥ<3678.T>、大阪チタ<5726.T>、ハイデ日高<7611.T>、ギフティ<4449.T>、OATアグリ<4979.T>などが上昇。半面、クスリアオキ<3549.T>、F&LC<3563.T>、アダストリア<2685.T>、KLab<3656.T>、ネクステージ<3186.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=135円台の後半(4日は1ドル=135円44-46銭)、1ユーロ=141円台の後半(同141円27-31銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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