<相場の読み筋>7月7日
2022/7/7 7:45
6日の米国株式は、NYダウが前日比69.86ドル高の3万1037.68ドルと反発、ナスダック総合指数が同39.614ポイント高の1万1361.852ポイントと3日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億4420万株、ナスダック市場が46億5358万株だった。注目された6月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨で、次回の会合において0.5-0.75%の利上げの可能性が指摘されていたことが判明。市場の平均見通しと大きな違いがみられなかったことから、安心感を誘ったもようで、NYダウは一時、250ドルを超える上昇をみせる場面があった。同指数の採用銘柄では、ユナイテッドヘルスやシスコ・システムズ、トラベラーズなどが値上がり率の上位に入っている。
7日の東京株式は反発後、方向感に乏しい展開か。きのう6日に大幅反落した反動や、現地6日の米国株式が上昇したことを受け、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、8日に集中するとみられる、指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金捻出によるポジション解消売りが警戒され、積極的に買い進む動きは限られそう。戻り待ちの売りも控えているとみられ、もみ合い商状が続きそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の後半(6日は135円42-44銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=138円台の半ば(同138円92-96銭)と円高方向にある。6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、アドバンテスト<6857.T>、日産自<7201.T>などが、6日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比265円高の2万6265円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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