明日の日本株の読み筋=上値の重い展開か

国内市況

2022/7/20 16:40

 21日の東京株式市場は、上値の重い展開か。米国の大幅な追加利上げ観測の後退観測を背景に、20日までに5連騰を演じている反動から、利益確定売りが優勢となる場面もありそう。日経平均株価は、200日移動平均線(20日時点で2万7611円)を終値ベースで上抜き、投資家心理の好転が期待されるものの、3月下旬と5月上旬には、一時200日移動平均線超えを達成したが、戻り待ちに押され、調整入りを強いられる場面があった。また、直近の上げ幅が1340円強となっていることもあり、取引時間の後半には、手じまい売りが優勢となる場面も想定される。

 20日の日経平均株価は、前日比718円58銭高の2万7680円26銭と、大幅に5日続伸して取引を終了。終値ベースで2万7600円を上回るのは6月10日以来、1か月半ぶりで、1日の上げ幅としては、3月23日の816円高以来、3カ月ぶり。

提供:モーニングスター社

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