<特集>老朽化インフラ対策関連マーク(3)=ショーボンド―メンテナンス需要の拡大を見込む

株式

2022/7/22 17:12

 ショーボンドホールディングス<1414.T>をマークしたい。同社は、橋りょうやトンネル、河川・水利構造物のメンテナンス事業を手がけている。高度経済成長期に建設されたインフラの老朽化が深刻化するなか、同社が手がけるメンテナンス事業の拡大が期待される。また、集中豪雨が全国各地で発生し、河川・水利構造物への被害が多くなるとみられ、メンテナンスや補修需要の増大も見込まれる。22年6月期の連結業績は、売上高812億円(前期比1.4%増)、営業利益170億円(同8.1%増)を見込む。大型工事の設計変更による追加契約の獲得および工事原価低減などにより、売上総利益が増加するとみている。

 株価は、6月16日に年初来高値となる6230円を付けた後、利益確定売りに押され、7月15日には直近安値となる5540円まで調整する場面がみられた。日足チャート上では、75日移動平均線を上回り下げ止まりの動きをみせている。

提供:モーニングスター社

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