米国株式市場:経済指標や企業業績が重し、NYダウ、ナスダック4日ぶり反落

株式

2022/7/25 7:46

 前週末22日の米国株式は、4日ぶりに反落した。NYダウが前日比137.61ドル安の3万1899.29ドル、ナスダック総合指数が同225.497ポイント安の1万1834.112ポイントで取引を終了した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億2632万株、ナスダック市場が45億7752万株だった。

 米7月PMI(購買担当者景気指数)が47.5となり、市場予想平均の52.4や、好不況の分かれ目となる50を下回った。景気の先行きに対する警戒感が台頭、売りが優勢となった。また、21日の通常取引終了後に発表した4-6月期決算が、市場予想を下回ったスナップが急落し、ネット広告関連株に売りが広がった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、メタ(旧フェイスブック)やアルファベット(グーグルの持株会社)、エヌビディアなどが下落した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末22日の大阪取引所清算値比250円安の2万7640円だった。

提供:モーニングスター社

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